長崎県対馬に来ています

対馬厳原,八幡宮神社にて。浴衣姿は韓国人旅行者。

対馬の北端から韓国までは,わずか49.5kmです。
釜山からの高速船が対馬北部の比田勝港に着くと,家族連れ,若者グループなどの韓国人旅行者が多数,「入国」してきます。団体旅行の貸切バスが待っていますが,個人旅行者も多いです。釜山から日帰りの「海外旅行」客も少なくないです。

下船してすぐ,お目当てのすし店に向かう人,レンタカーやレンタサイクルを利用する人,対馬の中心の厳原に向かう人など様々です。
私もレンタカーを利用しましたが,駐車場から出てきた途端,反対車線を走り出した車と危うく正面衝突するところでした。
私自身も,アメリカに滞在していた時,慣れてきたころに,交差点を曲がった途端や,センターラインがない狭い道で,反対車線を走って慌てたことが幾度かあります。

対馬の街中を歩いてる集団,ドラックストア,コンビニ,ショッピングセンター,レストランなどで見かける人は,圧倒的に韓国人旅行者が多いです。それだけ,韓国人旅行者の経済効果は,対馬にとって,きわめて重要であることを実感しました。

「韓国人は皆,日本が嫌い!」と思っている日本人が多いかもしれませんが,日本が嫌いなら,日本に行く気にもならないはずです。冒険心旺盛な韓国人の一人旅の若者にたくさん出会いました。昨夜は焼き鳥店にイケメンの一人の若者が,そして今夜も魚料理専門店に一人の韓国の娘さんがやってきました。少し不安そうな姿を見て,不安よりも冒険心の勢いで,海外一人旅をしてきた自分の姿を思い出しました。