「砂上の楼閣」ではないドバイだけれど

世界一の高さを誇るバージ・カリファ(高さ828m)に代表される超近代的な高層ビルや,ドバイモール,モール・オブ・ジ・エミレーツのような巨大ショッピングモールを見ていると,どこか違和感がある。ドバイは砂漠の大都市である。ヤシの葉や高層ビルの窓をよく見ると砂をかぶっている。もちろん空も砂ぼこりで幾分かすんでいる。

わざわざこのような場所に計画的に立てられた大都市。世界中の富と人びとが集まってくる。特に「中国」の存在感は目立つ。

私がドバイ滞在中,毎日,最高気温は39度,最低気温は30度であった。ここでの生活を維持するためには,24時間,365日,クーラーをストップするわけにはいかない。

ドバイの街を歩いていると,かつて留学していたシンガポールにいるように錯覚してしまった。海だったところに高層ビル群が建てられて,人工的な景観ばかりが広がっていく。ドバイに,わざわざスケートリンクや室内スキー場まで造らなくとも,と思ってしまう。

世界経済が不況に陥った時,中国の高度成長が息詰まった時,ドバイはどうなるのだろうか。そう思いながら,エミレーツ航空の総2階建てのエアバスA380-800型機に乗って成田に帰ってきた。あらためて考えると,600人以上も搭乗する飛行機が空を飛ぶこと自体 ,何とも不思議である。ドバイの発展と,どこか類似しているような気がした。

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