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【全国各地】

「吉塚市場リトルアジアマーケット」

 福岡市のJR博多駅から北九州方面へ1駅の吉塚駅。ここから南へ5分くらい歩くと、「吉塚市場リトルアジアマーケット」がある(写真1)

 戦後のヤミ市に始まり、吉塚商店街として発展してきた。1957年頃にはアーケードが完成し、最盛期には150~160店舗ほどが軒を並べにぎわったという。しかし、全国各地の商店街で見られるように、スーパーが多く開業し、吉塚商店街もしだいに衰退した。店舗のシャッター街化も進み、30店舗ほどまで減少した。

 2020年、吉塚商店街は経済産業省の「商店街活性化・観光消費創出事業」に選ばれた。その補助金で「外国人居住者との共生」と「商店街の活性化」を目指し、空き店舗にアジア系料理店などが誘致し、「吉塚市場リトルアジアマーケット」再生が始まった。

 

写真1 吉塚市場リトルアジアマーケットの入口
写真左側はベトナム料理店。4つのブロック通り入口がある。

 2026年1月の平日、初めて訪れた吉塚市場リトルアジアマーケットには、アジア料理店や食材店が見られて「リトルアジア」らしさがあった(写真2)。しかし、想像した以上に人通りは少なく、シャッター街と言ってもよい状況であった。

 夕方、ベトナム料理店に入ったが、食べ終わるまで、客は私ひとりであった。

写真2 ベトナム食品店

 商店街の中には、ミャンマーから迎えられた黄金に輝く2mほどのお釈迦様がまつられた「吉塚御堂(みどう)」が設けられていた(写真3)。また、アジアンプラザという施設には、インドで商売繁盛の神様として有名なガネーシャもみられた(写真4)。お釈迦様とガネーシャはリトルアジアマーケットのシンボルとなっている。

 「吉塚市場リトルアジアマーケット」の今後の状況を見続けていきたい。

     (山下清海)

写真3 お釈迦様がまつられた「吉塚御堂(みどう)」
写真4 商売繁盛の神様、ガネーシャ

「多民族社会日本」の食文化探訪


横浜中華街

2020年3月20日の横浜中華街

春節(2020年)の横浜中華街

『フィールドワークで探る横浜中華街の現状―立正大学地理学科山下清海ゼミ調査報告2018』

「横浜の中華街って何を食べるのが正解なの? 中華街に詳しい教授に聞く」

大久保エスニックタウン

大久保エスニックタウン

川口・蕨

日経電子版「オリハラSelect」の「池袋・川口…ミニ中華街が続々」の記事

江 衛・山下清海(2005):公共住宅団地における華人ニューカマーズの集住化-埼玉県川口芝園団地の事例-.人文地理学研究(筑波大学大学院生命環境科学研究科),29号,33-58

神戸

神戸での「フィールドワーク」の実践

大阪

大阪・西成の“中華街”構想に関するニュース番組でのコメント

「萩まちだより」(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社)Vol.22,2019年4月
大阪西成区あいりん地区の「まちづくりひろば」で講演した大阪中華街構想に関する内容

大阪・生野コリアタウン(2019年6月)

大阪フィールドワーク(2019年6月)に参加した学生の体験エッセイ

大阪市のイスラム教徒集中地区「ニシヨドスタン」

長崎

長崎ランタンフェスティバル2020

長崎県対馬の韓国人旅行者(2019年2月)

【参考文献】

山下清海(2017):増加・多様化する在留外国人―「ポスト中国」の新段階の変化に着目して―地理空間,9(3),249-265.

金 延景・栗林 慶・川口志のぶ・包 慧穎・池田真利子・山下清海(2016):茨城県大洗町における日系インドネシア人の定住化要因-水産加工業における外国人労働者の受け入れ変遷の分析を中心に-.地域研究年報,38,31–59.

池田真利子・金 延景・落合李愉・堀江瑶子・山下清海・森 誠(2014):常総市における日系ブラジル人の就業・生活形態の地域的特性-リーマンショックおよび震災後の変容に着目して-.地域研究年報,36,55–90.

日本経済新聞(2018年12月28日,夕刊)「外国人と共生 どうすれば」の記事のご紹介