世界的にみて,日本人は雑食です。世界中の美味しいものを取り入れ,時にはアレンジして,何でも食べてしまいます。近年,多民族化が進む日本では,各地で世界中の美味しい料理,さまざまなエスニック料理などを味わうことができます。
私の体験に基づいて,そのような多国籍的な料理や場所を紹介していきたいと思います。

【東京】

タイ料理 ソウルフードバンコク (東京・目黒区,東急田園都市線/池尻大橋駅)

タイ料理専門店。従業員,コックもすべてタイ人で,明るい雰囲気。日本人客にも人気。休日用の7種類のランチメニューが用意されている。いずれにも生春巻き,ドリンク付き(コーヒーorジュース〔マンゴー,グアバ,ライチ〕)で,1,100円(税込み)。「常連様のリクエストにお答えした新メニュー」であるグリーンカレーラーメンスペシャルを注文。タイ料理らしい辛いスープが美味。 (2019年11月)

ベトナム料理レストラン ベトナムちゃん (東京・大久保エスニックタウン)

JR大久保駅(「新大久保」駅ではありません)近くの路地裏にあります。ディープな場所ですが,店内は明るい雰囲気で,日本人客も多いです。
土日祝ランチメニューがあります。Aセット 1,480円(税別),Bセット 1,980円(税別)。
写真はAセットです。前菜(生春巻き+揚げ春巻き),サラダ(ミミガーサラダを選択),メイン(牛肉しゃぶしゃぶフォーを選択),デザートです。ベトナム料理には野菜が多くヘルシーで,日本人向きだと思います。(2019年10月)

ベトナムフォー (東京・大久保エスニックタウン)

JR新大久保駅近く,「イスラム横丁」にあるベトナム料理店です。ビルの2階の店内はかなり広いです。祝日にも10種類のランチメニュー(11:00~15:00)が用意されています。最も安いのが「鶏肉のフォーと生春巻きセット」780円(税別)です。久しぶりにバインセオ(ベトナム風お好み焼き)も食べたくなり,ランチメニューでは最も高い「バインセオと鶏肉のフォーのセット」980円(税別)をいただきました。ベトナム人の女性店員の応対もていねいで,生春巻きもついて,満足しました。 (2019年10月)

トルコレストラン「トルコアズ」 (東京・池袋)

池袋西口側,マルイ近くの路地を入ったところにある店です。
土・日・祝日の日替わりセットランチ(いんげんの煮込み,1,000円)を注文しました。トルコ風パン,ライス,サラダ,スープにチャイが付きます。
トルコ料理と店内のトルコ的雰囲気で,今年2月に訪れたイスタンブールをなつかしく思い出しました。  (2019年5月)

沙県小吃 (東京・新宿区高田馬場)

中国全土に6万店あるという中国料理の外食チェーン「沙県小吃」の日本進出1号店の店です。中国人だけでなく,日本人にも人気があります。
「四大金剛選べるセット(四大金剛組合套餐)」〔4品の中から2品組合せ自由,860円〕を注文し,拌麺(ばんめん)とワンタンスープを選びました。
拌麺はゴマダレをからめるシンプルなものですが,日本人の舌には合いそうです。(2019年6月)

ミャンマー料理 さくら (東京・高田馬場)

ビルマ(ミャンマー)料理店が多く集まるJR高田馬場駅近くのミャンマー料理店。店内は広くは広くはありませんが,平日の昼,ミャンマー人客でいっぱいでした。
特にランチ定食のメニューはないのですが,写真付きメニューには,さまざまなミャンマー料理が数ページも。
「ご飯とミャンマー料理セット」(900円税込)を注文しました。煮込んだ肉は豚,牛など各種選べます。「ミャンマーの人達は,どの肉が好きですか?」と女性店主に尋ねたら,客のミャンマー人の若い娘さん(日本語学校生?)が「豚!」と教えてくれたので,豚を注文。久しぶりのミャンマー料理をおいしく味わいました。 (2019年10月)

南天玉 (東京・八重洲)

東京駅近くの八重洲ブックセンターの傍にあるビル地下1階の新華僑経営の中国料理店です。
四川系のメニューが多いです。店名が入った担々麺風の「南天玉そば」(980円,税込)を,おいしくいただきました。 (2019年10月)

【首都圏】

徳記 (横浜中華街)

1945年創業の横浜中華街の老舗,広東料理店です。関帝廟に近い細い路地の奥にあるので,「徳記」のお客さんは常連の方々が多いです。
「徳記」の看板メニューは,「徳記豚足タンメン」(徳記猪足麺)950円です。柔らかく煮込んだ豚足2本でこの価格はリーゾナブルではないでしょうか。(2019年10月)

清風楼  (横浜中華街)

横浜中華街でスープ麺と言えば,「サンマーメン」が有名です。漢字では,生馬麺、三碼麺などと表記されます。炒めたモヤシのあんかけ麺です。
サンマーメンは,1930(昭和5)年に老舗の聘珍樓の料理長が考案したともいわれています。神奈川県内では,サンマーメンはよく知られています。
清風楼のメニューでは「生馬麺 サンマアメン 880円」となっています。清風楼は,『鬼平犯科帳』,『真田太平記』などの時代小説を執筆した作家,池波正太郎が愛した広東料理の老舗です。 (2019年7月)

ナマステ・ガネーシャ(茨城県土浦市)

2019年7月に開店したインド料理店です。いわゆる「インド・ネパール料理店」とは異なる「インド料理店」です。
本店は岡山市で,岡山,関西を中心に10店舗展開しているそうです。
近年,土浦市の中心部の商店街では空洞化が進んでいますが,海外に関心をもつ住民が多い研究学園都市,つくば市の隣に土浦市が位置しています。
「インド・ネパール料理店」では,たいていA,B,Cコースに分かれ,その点注文しやすいのですが,ナマステ・ガネーシャでは,メニューの内容が豊富で,注文を決めるまで,少し迷ってしまいます。写真はパンジャブセット(タンドリー手羽先,タンドリーチキンティカ,カレー,ターメリックライス,ナン,ベジタブルサラダ),1,280円。(2019年8月)

【関西】

もっこす総本店 (神戸市中央区楠町)

神戸市営地下鉄の大倉山駅近くにあります。大学院生の時,神戸の南京町や華人社会の資料収集のために,大倉山公園にある神戸市立中央図書館によく行きました。その近くで,「もっこす総本店」を見つけました。
店の前に停まった高級外車から子分にガードされながら親分風の男性が,店に入って行きました。「これなら,間違いなく美味いはずだ」と思いました。
今回,久しぶりに懐かしの味と「再会」して,少し若返った気がしました。「中華そば(正油)」800円。  (2019年9月)

笑顔の豚  (大阪・生野コリアタウン)

大阪生野区の「猪飼野」(いかいの)と呼ばれていた地区は,現在,「生野コリアタウン」として,大勢の日本の若者たちが訪れ,にぎわっています。
生野コリアタウンのメインストリートの御幸(みゆき)通りには,観光客相手のレストラン,韓流ショップが多いです。
脇道に入ったところに「笑顔の豚」というコリアンレストランがありました。
以前,カリフォルニア大学バークリー校で在外研究をしていた時,カリフォルニア在住の日本人にいちばん人気のコリアンメニューは「純豆腐チゲ」(スンドブチゲ)でした。
「笑顔の豚」でも「純豆腐チゲ」(950円)を頼みました。お店のご主人が,「キムチのお替り,どうですか」と声をかけてくれました。 (2019年6月)