世界的にみて,日本人は雑食です。世界中の美味しいものを取り入れ,時にはアレンジして,何でも食べてしまいます。ですから,日本各地で世界中の美味しい料理,さまざまなエスニック料理などを味わうことができます。
私の体験に基づいて,そのような多国籍的な料理を味わえるお店を紹介していきたいと思います。

徳記 (横浜中華街)

1945年創業の横浜中華街の老舗,広東料理店です。関帝廟に近い細い路地の奥にあるので,「徳記」のお客さんは常連の方々が多いです。
「徳記」の看板メニューは,「徳記豚足タンメン」(徳記猪足麺)950円です。柔らかく煮込んだ豚足2本でこの価格はリーゾナブルではないでしょうか。

もっこす総本店 (神戸市中央区楠町)

神戸市営地下鉄の大倉山駅近くにあります。大学院生の時,神戸の南京町や華人社会の資料収集のために,大倉山公園にある神戸市立中央図書館によく行きました。そこで,「もっこす総本店」を見つけました。店の前に停まった高級車から子分にガードされながら親分風の男性が,店に入っていきました。「これなら,間違いなく美味いはずだ」と思いました。
今回,久しぶりに懐かしの味と「再会」して,少し若返った気がしました。「中華そば(正油)」800円。  (2019年9月)

笑顔の豚  (大阪・生野コリアタウン)

大阪生野区の「猪飼野」(いかいの)と呼ばれていた地区は,現在,「生野コリアタウン」として,大勢の日本の若者たちが訪れにぎわっています。
生野コリアタウンのメインストリートの御幸(みゆき)通りには,観光客相手のレストラン,韓流ショップが多いです。
脇道に入ったところに「笑顔の豚」というコリアンレストランがありました。
カリフォルニア大学バークリー校で在外研究をしていた時,カリフォルニア在住の日本人にいちばん人気のコリアンメニューは「純豆腐」(スンドブチゲ)でした。
「笑顔の豚」でも「純豆腐」(950円)を頼みました。お店のご主人が,「キムチのお替り,どうですか」と声をかけてくれました。 (2019年6月)

沙県小吃 (東京・新宿区高田馬場)

中国全土に6万店あるという中国料理の外食チェーン「沙県小吃」の日本進出1号店の店です。中国人だけでなく,日本人にも人気があります。
「四大金剛選べるセット(四大金剛組合套餐)」〔4品の中から2品組合せ自由,860円〕を注文し,拌麺(ばんめん)とワンタンスープを選びました。
拌麺はゴマダレをからめるシンプルなものですが,日本人の舌には合いそうです。(2019年6月)

清風楼  (横浜中華街)

横浜中華街でスープ麺と言えば,「サンマーメン」が有名です。漢字では,生馬麺、三碼麺などと表記されます。炒めたモヤシのあんかけ麺です。
サンマーメンは,1930(昭和5)年に老舗の聘珍樓の料理長が考案したともいわれています。神奈川県内では,サンマーメンはよく知られています。

清風楼は,『鬼平犯科帳』,真田太平記』などの時代小説を執筆した作家,池波正太郎が愛した広東料理の老舗です。
清風楼のメニューでは「生馬麺 サンマアメン 880円」となっています。

ナマステ・ガネーシャ(茨城県土浦市)

2019年7月に開店したインド料理店です。いわゆる「インド・ネパール料理店」とは異なる「インド料理店」です。
本店は岡山市で,岡山,関西を中心に10店舗展開しているそうです。
近年,土浦市の中心部の商店街では空洞化が進んでいますが,海外に関心をもつ住民が多い研究学園都市,つくば市の隣に土浦市が位置しています。
「インド・ネパール料理店」では,たいていA,B,Cコースに分かれ,その点注文しやすいのですが,ナマステ・ガネーシャでは,メニューの内容が豊富で,注文を決めるまで,少し迷ってしまいます。(2019年8月)

パンジャブセット(1,280円)
カレー(キーマバタータマト),ターメリックライス,サラダ,
タンドリー手羽先・タンドリーチキンティカ,ナン

トルコレストラン「トルコアズ」 (東京・池袋)

池袋西口側,マルイ近くの路地を入ったところにある店です。
土・日・祝日の日替わりセットランチ(いんげんの煮込み,1,000円)を注文しました。トルコ風パン,ライス,サラダ,スープにチャイが付きます。
トルコ料理と店内のトルコ的雰囲気で,今年2月に訪れたイスタンブールをなつかしく思い出しました。  (2019年5月)