私がこれまで執筆してきた「著書」,「論文」,「その他」に分けてまとめました。また,以下の略歴・業績リストも参考にしてください(2022年3月までの著作等)。
山下清海先生_略歴 と業績「地球環境研究」(発行:立正大学地球環境科学部)24号(2022年3月刊)
【著 書】
2023年7月 山下清海『日本人が知らない戦争の話-アジアが語る戦場の記憶』筑摩書房(ちくま新書1736)
2023年4月 山下清海『華僑・華人を知るための52章』明石書店(エリア・スタディーズ196)
2023年3月 横山 智ほか編『フィールドから地球を学ぶ―地理授業のための60のエピソード』古今書院
「華人社会はいかに世界に展開してきたのだろうか」(pp.28-29)を分担執筆。
2021年12月 山下清海『横浜中華街 ―世界に誇るチャイナタウンの地理・歴史―』筑摩書房(筑摩選書224)
2021年4月 YAMASHITA, Kiyomi: Chinese enclaves: Formation of new Chinatowns by Chinese newcomers. ISHIKAWA, Yoshitaka ed. Ethnic Enclaves in Contemporary Japan. Singapore: Springer, pp.45-70.
2019年4月 島津 弘・山下清海・伊藤徹哉・小松陽介・鈴木厚志・貝沼恵美監修『ポプラディア プラス 世界の国々』(全5巻)ポプラ社
2019年3月5日 島津 弘・伊藤徹哉・立正大学地理学教室編『地理を学ぼう 海外エクスカーション』朝倉書店
「多民族社会を体感する ―マレーシア・シンガポールの8日間」(pp.48-53)を分担執筆。
2019年2月25日 山下清海『世界のチャイナタウンの形成と変容 ― フィールドワークから華人社会を探究する ―』明石書店
※書評 「華僑華人研究」(日本華僑華人学会)第16号(2019年10月),評者:松村智雄(大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻講師)。
※書評 「地理学評論」(日本地理学会の機関誌)第92巻第5号(2019年9月),評者:加賀美雅弘氏(東京学芸大学教授)。
※書評 「人文地理」(人文地理学会の機関誌)第71巻第2号(2019年6月),評者:片岡博美氏(近畿大学経済学部教授)。
※書評 「地理空間」(地理空間学会の機関誌)12巻1号(2019年6月),評者:杜 国慶氏(立教大学観光学部教授)。
※「東方」2019年4月号
※「国際貿易」2019年4月15日号
2019年8月 山下清海著,張倍瑜訳(2019):東京的池袋唐人街:日本的第一個“新式唐人街”.王保華・陳志明編,張倍瑜訳:『唐人街 鍍金的避難所,民族城邦和全球文化流散地』華東師範大学出版社,上海,361-382.
2019年1月29日 石川義孝編『地図でみる日本の外国人 改訂版』ナカニシヤ書店
「中国人」(pp.20-21)を分担執筆。
2018年3月30日 矢ケ﨑典隆編『移民社会アメリカの記憶と継承 -移民博物館で読み解く世界の博物館アメリカ-』学文社
第10章「サンフランシスコのチャイナタウン -アメリカ華人の博物館として-」(pp.232-253)およびコラム「メリケン国の華人博物館」(pp.254-255)を分担執筆。
2018年3月5日 矢ケ﨑典隆 ・山下清海 ・加賀美雅弘編『グローバリゼーション ―縮小する世界―』(シリーズ地誌トッピクス1)朝倉書店
「世界の華人とチャイナタウン」(pp.13-21)の章を分担執筆。
2017年11月30日 華僑華人の事典編集委員会編『華僑華人の事典』丸善出版社
「チャイナタウン」,「チャイナタウンの政治問題化」,「サンパウロの東洋街」,「世界各国のチャイナタウンにある華僑華人博物館」の項目を分担執筆。
2016年 山下清海『新・中華街―世界各地で〈華人社会〉は変貌する』講談社(選書メチエ632) (2017年人文地理学会 学会賞〔一般図書部門〕)
→書評(日本経済新聞2016年10月2日) →書評(「地理空間」9巻2号) →書評(聖教新聞2016年12月10日) →書評(「歴史通」2017年1月号) →書評(「人文地理」第70巻第2号)
→インタビュー(読売新聞2016年10月14日) →インタビュー(東京新聞2017年2月9日) →インタビュー(西日本新聞2017年10月2日)
2016年 山下清海編『世界と日本の移民エスニック集団とホスト社会―日本社会の多文化化に向けたエスニック・コンフリクト研究』明石書店
→書評(「地理空間」9巻1号)
2014年 山下清海編『改革開放後の中国僑郷―在日老華僑・新華僑の出身地の変容』明石書店
→書評(「地理空間」8巻2号)
2013年 東京のエスニックタウン―池袋チャイナタウン―.山本正三・谷内 達 ・菅野峰明 ・田林 明 ・奥野隆史 編 『日本の地誌2 日本総論Ⅱ(人文・社会編)』〔第2刷(追補版)〕,朝倉書店,575-579.
2013年 Yamashita,Kiyomi: Ikebukuro Chinatown in Tokyo: The First “New Chinatown” in Japan. Wong, Bernard P. and Tan Chee-Beng eds.“Chinatowns around the world: Gilled ghetto, ethnopolis, and cultural diaspora” Brill, Leiden, The Netherlands, 247-262.
※中国語翻訳版 王保華・陳志明編(2019):『唐人街 鍍金的避難所,民族城邦和全球文化流散地』華東師範大学出版社.
2011年 山下清海編『現代のエスニック社会を探る―理論からフィールドへ』学文社 →2012年度日本地理学会賞(著作発信部門),2012年度地理空間学会〔学術賞〕
→書評(「地理学評論」85巻2号)
2010年 山下清海著『池袋チャイナタウン―都内最大の新華僑街の実像に迫る』洋泉社 →2012年度日本地理学会賞〔著作発信部門〕,2012年度地理空間学会〔学術賞〕
→書評(「地理学評論」84巻1号)
2008年 山下清海編『エスニック・ワールド―世界と日本のエスニック社会』明石書店
→書評(「地理学評論」81巻8号)
2005年 山下清海編『華人社会がわかる本―中国から世界へ広がる華人ネットワークの歴史,社会,文化』明石書店 →2005年度 日本地理学会賞〔優秀賞〕
2002年 山下清海『東南アジア華人社会と中国僑郷―華人・チャイナタウンの人文地理学的考察』古今書院 →2005年度 日本地理学会賞〔優秀賞〕
2002年 可児弘明・斯波義信・游 仲勲編『華僑・華人事典』弘文堂(編集協力・分担執筆)
2000年 山下清海『チャイナタウン―世界に広がる華人ネットワーク』丸善 (丸善ブックス86)
2000年 朝日新聞社編(菅野峰明・高橋伸夫・手塚 章・矢島舜孳・山下清海共著)『朝日ジュニアブック 世界の地理』朝日新聞社
1997年 山本正三・奥野隆史・石井英也・手塚 章編『人文地理学辞典』朝倉書店(分担執筆)
1997年 山下清海『米づくりのむら―低地の農村に生きる人びと』(ふるさとのくらし 日本のまちとむら4)小峰書店
1993年 高橋伸夫・山下脩二・菅野峰明・手塚 章・山下清海共著『世界地図を読む―図説世界地理』大明堂(東アジア・東南アジア・南アジアを執筆)
1992年 山下清海監修・分担執筆『ふるさと日本 カラー版全国市町村大事典 秋田県』ぎょうせい
1991年 戴國煇編『もっと知りたい華僑』弘文堂,「チャイナタウンの景観と華人の生態」を執筆
1988年 山下清海『シンガポールの華人社会』大明堂
1987年 山下清海『東南アジアのチャイナタウン』古今書院
【論 文】
山下清海(2022):オーストラリアにおける華人社会の変容 -シドニーおよびメルボルンの新旧チャイナタウンを中心に-.地球環境研究(立正大学地球環境科学部),第24号,79-93.
山下清海(2021):地域活性化におけるエスニック資源の活用に関する研究の意義 -特集号の趣旨-.地理空間,13(3),139-141.
山下清海(2021):日本の地域活性化におけるエスニック資源の活用要件 -中華街構想の問題点と横浜中華街の実践例を通して-.地理空間,13(3),253-269.
山下清海(2021):地域活性化におけるエスニック資源の活用 -特集号の総括にかえて-.地理空間,13(3),271-274.
山下清海(2020):2019年学界展望 社会地理.人文地理,72(3),232-236.
山下清海(2019): 南アフリカ,ヨハネスブルグのチャイナタウンの変容と地域的特色 ― 新旧のチャイナタウンの比較考察 ―.地球環境研究,21,63-74.
山下清海(2017):サンフランシスコにおけるチャイナタウンの形成と変容―ゴールドラッシュからニューチャイナタウンの形成まで―.人文地理学研究,37,1-18.
金 延景・栗林 慶・川口志のぶ・包 慧穎・池田真利子・山下清海(2016):茨城県大洗町における日系インドネシア人の定住化要因-水産加工業における外国人労働者の受け入れ変遷の分析を中心に-.地域研究年報,38,31–59.
山下清海(2017):増加・多様化する在留外国人―「ポスト中国」の新段階の変化に着目して―.地理空間,9(3),249-265.
渡邊瑛季・阿部依子・伊藤瑞希・猪股泰広・王 瑩・名倉一希・松原伽那・山下清海(2016):茨城県大洗町における海浜観光地域の継続的発展要因.地域研究年報,38,1-29.
山下清海(2015):モーリシャスにおける華人社会の変容とポートルイスのチャイナタウンの地域的特色.立命館国際研究(立命館大学国際関係学会),27(4),115-139.
福井一喜・神 文也・渡邊瑛季・周 軼飛・薛 琦・中川紗智・市川康夫・山下清海(2014):需給チャネルからみた首都圏外縁部中心市街地の商業特性-茨城県水海道地域を事例に-.地域研究年報,36,1-34.
池田真利子・金 延景・落合李愉・堀江瑶子・山下清海・森 誠(2014):常総市における日系ブラジル人の就業・生活形態の地域的特性-リーマンショックおよび震災後の変容に着目して-.地域研究年報,36,55–90.
山下清海(2014):華人社会・チャイナタウン研究からみたフィールドワークの方法-体験から考える-.人文地理学研究,34,73-85.
Yamashita, Kiyomi (2013): A Comparative study of Chinatowns around the world: Focusing on the increase in new Chinese immigrants and formation of new Chinatowns. Japanese Journal of Human Geography (人文地理), 65(6),527-544.
【その他】
2023年3月 シンガポールのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第8回).Think Asia(霞山会),51,12-15.
2022年12月 タイ,バンコクのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第7回).Think Asia(霞山会),50,12-15.
2022年9月 アラブ首長国連邦,ドバイのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第6回).Think Asia(霞山会),49,12-15.
2022年7月 〔書評〕渡辺悌二・白坂 蕃編著:『変わりゆくパミールの自然と暮らし―持続可能な山岳社会に向けて―』(ブイツーソリューション,2021年),人文地理,74(2),182-183.
2022年6月 インドネシア,ジャカルタのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第5回).Think Asia(霞山会),48,12-15.
2022年3月 韓国,仁川のチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第4回).Think Asia(霞山会),47,12-15.
2021年12月 マレーシア,クアラルンプールのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第3回).Think Asia(霞山会),46,12-15.
2021年9月 インド,コルカタのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第2回).Think Asia(霞山会),45,12-15.
2021年6月 ミャンマー,ヤンゴンのチャイナタウン(アジアのチャイナタウンを巡る 第1回).Think Asia(霞山会),44,12-15.
2021年6月 〔書評〕戸井田克己著:『大潟村物語―新生の大地・湖底のふるさと―』(ナカニシヤ出版,2020年).地理空間,14(1),73-75.
2020年12月 中国に出現したナゾのニセ歌舞伎町とその後.サンデー毎日,2020年12月13日号,104-107.
2020年10月 2019年学界展望 社会地理.人文地理,72(3),232-236.
2019年3月 横山貴史・山下清海:ハルビンと北京をめぐる巡検―2018年度立正大学地理学科「海外地域調査法およびフィールドワーク」の実践報告.地域研究,59,19-25.
2019年6月 〔書評〕加賀美雅弘著『食で読み解くヨーロッパ―地理研究の現場から―』(朝倉書店,2018年),人文地理,71(2),206-207.
2018年7月 世界のチャイナタウンは今③ 中国の海外進出とチャイナタウンの新たな形成.「東方」(東方書店)449,14-15.
2018年6月 世界のチャイナタウンは今② 池袋の次は埼玉県西川口.「東方」(東方書店)448,14-15.
2018年5月 世界のチャイナタウンは今① 変容する華人社会とニューチャイナタウンの形成.「東方」(東方書店)447,14-15.
2018年3月 〔環境科学研究所談話会要旨〕 世界の華人社会とチャイナタウン.「地球環境研究」(立正大学地球環境科学部ほか)20,245.
2017年12月 〔地理紀行〕 中国の延辺朝鮮族自治州―図們江の中朝国境地帯を巡る―.E-journal GEO(日本地理学会),12(2) ,301-308.
2017年12月 〔書評〕加賀美雅弘編『世界地誌シリーズ9 ロシア』(朝倉書店,2017年)「地理空間」(地理空間学会)10(2),111-113.
2016年11月 〔書評〕ハワード・W・フレンチ著,栗原泉訳『中国第二の大陸 アフリカ ― 一〇〇万の移民が築く新たな帝国』 「華僑華人研究」(日本華僑華人学会),13,117-120.
2016年10月 エディット・ピアフの生誕地も「新・中華街」に. 「本」(講談社),2016年10月号,19-21.
→「現代ビジネス」(講談社のWebマガジン,2016.10.11)に「世界で急増する『新・中華街』の実態〜40年でこんなに変わった! 地理学者による異色のフィールドワーク」と題して,同じ内容が転載されました。
2016年6月 〔書評〕戸井田克己著:『青潮文化論の地理教育学的研究』「地理空間」9(1),148-150.
2015年2月 エスニック集団とホスト社会~日本社会の多国籍化に向けて~.(日本地理学会2014年秋季学術大会シンポジウム報告) E-journal GEO,9(2),223-227.
2015年1月 〔書評〕横山昭市著:『国際関係の政治地理学―現代の地政学―』「地理学評論」(日本地理学会),88(1),71-72.
2013年9月 オールドカマー・ニューカマー.人文地理学会編『人文地理学事典』丸善出版,378-379.
【発表・講演等】
2020年12月6日 地理空間学会大会
「シンポジウム『地域活性化におけるエスニック資源の活用』」企画趣旨
日本におけるチャイナタウンからみるエスニック資源の活用とその課題
2020年3月27日 日本地理学会春季学術大会
第二次世界大戦後の横浜中華街の変容とその要因 →発表要旨
2019年3月20日 日本地理学会春季学術大会(専修大学生田キャンパス)
研究発表「南アフリカ,ヨハネスブルグのチャイナタウンの地域的特色」 →発表要旨
2019年2019年日本地理学会春季学術大会(専修大学生田キャンパス)
2019年2月24日 講演「急変する世界のチャイナタウン」
南京町生誕150年記念事業特別シンポジウム「世界の華僑華人 歴史と展望:神戸を中心に~老・新華僑共生への道を求めて~」(凮月堂ホール,神戸・元町)